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最近では、家庭の照明をLEDに交換する家庭が増えています。
しかし、初めて照明交換をする場合は、「どの器具を選べばよいか」「どこまで自分でできるのか」「業者に依頼した場合工事費用はどれくらいかかるのか」など、手順や注意点がわからず不安になる方も多いでしょう。
この記事では、LED化のメリットや業者に依頼する場合の費用相場、工事の流れ、業者に依頼する際の注意点までをわかりやすく解説します。初めての照明交換でも安心して進められるよう、必要な情報をしっかり押さえて解説します。
株式会社Y.D.E
代表。第一種電気工事士・一級電気施工管理技士などの資格を持ち、計装工事や制御工事を中心に豊富な施工実績を持つ。工場設備や配管・ラック施工に強みを持ち、現場経験に裏打ちされた専門知識を提供している。
また、YouTubeチャンネル「電気屋優tuber」を運営し、登録者数45,000人超。若手育成や業界の魅力発信にも力を注ぐなど、電気工事の実務と情報発信の両面で活躍している。
LEDは従来の蛍光灯や白熱灯に比べて消費電力が少なく、高い省エネ効果が特徴です。日常的に使用する照明をLEDに交換するだけで、年間数千円から数万円の電気代を節約できる可能性があります。
LED照明は寿命が長く、頻繁な交換が不要です。標準的なLEDは約4万〜5万時間使用可能で、例えば一日8時間使用で考えても、13〜17年程度交換をしなくても問題なく使用できることが多いです。これにより、交換作業の手間や費用を大幅に削減できます。
LEDは光の色温度や明るさを細かく調整でき、生活スタイルに合わせた最適な照明環境を作れます。昼白色は作業や読書向き、電球色はリラックス空間向きです。調光機能付きの器具なら、時間帯や気分に応じて光量を調整可能です。
LED照明はデザインのバリエーションが豊富なため、部屋の雰囲気に合った照明器具を選びやすくなります。ペンダントライトや間接照明を使うことで、空間全体の印象を大きく変えることも可能です。
「照明の交換は簡単」と思われがちですが、作業内容によっては危険が伴うため注意が必要です。ここでは、自宅で安全にできる作業と、資格が必要で業者にお願いしたほうがいい作業をわかりやすくまとめました。
電球の交換(ソケットが合う場合)
軽い照明器具の取り外し・取り付け(配線に触れない場合)
ランプシェードやカバーの取り替え
ご自身で作業する際は、必ずブレーカーを落として電源を切り、手袋や安定した脚立を使用するなど、安全に十分配慮してください。
天井が高くて脚立などを使用しても手が届かない場合は落下の危険があるため、無理せず電気業者に依頼すると安心です。
天井裏や壁内の配線、調光器(明るさを調整できるスイッチや器具)や特殊回路対応の照明に関する作業は、接続を誤ると感電や火災の危険があります。これらの作業は電気工事士資格を持つ業者に依頼しましょう。
天井裏の狭いスペースでの複雑な配線作業は難しく、落下や感電の危険もあります。専用工具が必要な場合もあるため、業者に相談するのが安心です。
分電盤から直接配線して照明を設置する作業も、誤った接続で火災や感電の危険があるため、電気工事士資格を持つ業者にお願いしましょう。
法律違反になる:無資格で行うと罰金の対象になることがある
感電事故や火災のリスク:誤配線で事故につながる可能性がある
保証や保険が無効になる:火災保険や器具保証の対象外になる場合がある
事故対応が難しい:事故が起きても安全に復旧できず、被害が大きくなることがある
簡単そうに見える照明交換でも、高所・配線・特殊器具などは資格が必要です。無理せず、安心・安全のために業者にお願いしましょう。
器具本体の価格帯や既存金具との互換性、配線状態によって費用が変動します。単純な器具交換であれば費用は抑えられますが、天井裏の配線や器具取り付け金具の形状によって追加費用が発生することもあります。
天井裏の配線状況や、埋め込み型か露出型かによって費用が変わります。
一般的に、埋め込み型は天井を開口して器具を固定するため、作業が増えて費用が高くなる傾向があります。
複数箇所をまとめて交換する場合は割引が適用されることもありますが、天井の補修や新規開口が必要な場合や、ダウンライトのサイズが異なり開口を大きくしたり、また大きな開口を塞ぐプレート等を取付ける必要がある場合は別途費用が発生します。
設置場所の高さや天井形状、配線ルートが複雑だったり、補助器具や追加工事が必要になったりすると追加費用がかかる場合があります。特にデザイン性の高い器具や調光対応器具は、施工難易度が上がり、費用が高くなる可能性があります。
※地域や業者によって費用は変動します。
既存照明の状態や配線状況、天井材の種類を確認します。LED器具の適合性や配線状態をチェックし、工事費用の概算見積もりを作成します。
見積もり確認後に施工日程を決定します。作業時間や在宅状況を考慮し、生活への影響が最小限になるように調整します。
電源を切った状態で、天井や壁を傷つけないように慎重に既存器具を取り外します。埋め込み型の場合は天井裏での作業が必要なことがあります。
器具や配線を取り付け、固定します。付属部品や補助金具を使用し、配線接続や電源確認を確実に行います。
点灯・消灯、調光や色温度などの機能をチェックし、不具合があれば修正します。希望に合わせて光量を微調整します。
まずは、自宅の状況を整理しておきましょう。
設置場所の高さ、照明の種類(シーリングライト、ダウンライトなど)、現在使っている照明の口金サイズなどを確認しておくと、業者への見積もり依頼がスムーズになります。
また、「部屋を明るい雰囲気にしたい(昼白色)」「リラックスできる空間にしたい(電球色)」、「おしゃれなデザインの照明にしたい」など、希望のイメージを明確に共有しておくと、仕上がり後のミスマッチを防げます。
見積書では、作業内容や部材費が明確に記載されているかをチェックしましょう。
「一式」とだけ書かれている場合は、どの作業が含まれているのか必ず確認します。
追加費用の有無を事前に確認しておくこともトラブル防止のポイントです。
作業時間や施工日数を把握したうえで、日常生活への影響が最小限になるように業者と工事日程を調整します。
特に照明を使用できない時間帯がある場合は、家族の予定とも調整しておくと安心です。
契約書では、工事の範囲・責任の所在・支払い条件などを明確に確認してください。
口頭でのやり取りだけに頼らず、必ず書面で残すことがトラブルを防ぐコツです。
交換後の不具合に対応できるか、保証期間や内容を事前に確認しておきましょう。
アフターサービスの有無も、信頼できる業者を選ぶ目安になります。
作業が完了したら、照明が正常に点灯するか、スイッチや調光機能が正しく動くかを自分でも確認しましょう。
照明の扱いに不安がある場合は、メンテナンスの方法もあわせて確認しておくと安心です。
また、階段などの上下どちらのスイッチでも点灯するような照明(3路スイッチや4路スイッチ)の場合は、全てのスイッチが正常に動作するか確認しましょう。
ここでは、照明交換を初めて依頼する方がよく抱く疑問とその答えをまとめました。事前に確認しておくと安心です。
器具の種類や設置場所、配線の状態によって変わります。
一般的なシーリングライトの交換であれば20分〜1時間程度、ダウンライトや埋め込み型の場合は30分〜2時間程度が目安です。
古い配線やスイッチの場合、工事が複雑になることがあります。
安全のために業者に現地調査を依頼し、必要に応じて配線やスイッチの交換を提案してもらいましょう。
調光器がある部屋に、調光器対応でないLEDを取り付けると、チラつきや点滅、器具の故障につながることがあります。
必ず電気業者に「調光器対応かどうか」を確認してから設置してもらいましょう。
多くの電気業者では、照明器具を直接販売しています。
希望のデザインや機能を伝えれば、業者が対応可能な器具を提案してくれることが多いです。
ただし、業者によって取り扱いの有無や種類が異なるため、必ず事前に確認しましょう。
照明交換は、LED化による電気代の節約や長寿命化、快適な光環境の実現など、多くのメリットがあります。
安全に照明交換を進めるためには、まず自分でできる作業と業者に依頼すべき作業を区別し、必要な場合は無理せず資格を持つ電気業者に依頼することが重要です。また、事前に設置場所や希望の器具などをスムーズに伝えられるよう整理し、見積もりや契約内容、工事日程や保証内容を確認しておくことで、トラブルや後悔を防げます。
照明の購入や費用について、工事後の点検なども含め、疑問がある場合は遠慮せず質問しましょう。
この記事を参考に、安全な照明交換で、快適かつ省エネな理想の空間を手に入れてください。