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「アンテナ工事の費用はいくら?」「テレビが突然映らなくなった」「修理と交換どちらが必要?」
新居への引越しや自然災害後のトラブルなど、アンテナに関する疑問や困りごとは突然やってきます。この記事では、業者に頼む前に費用相場や工事の流れを把握したい方、テレビが映らなくなって原因を知りたい方に向けて、それぞれのポイントを解説します。
アンテナの種類別費用・工事時間・BSアンテナの設置方法・修理 vs 交換の判断基準・業者選びのポイントをまとめています。
【2026年最新】テレビアンテナ工事 重要ポイント
地デジは1.5万円〜、BS追加は2.5万円〜が相場。設置場所や部材費により変動。
地デジのみなら約1時間、BSセットなら2〜3時間が目安。立ち合いは短時間で完了。
新築設置から故障修理、台風後の向き調整まで。現地調査で最適なプランを提案。
株式会社Y.D.E 代表。第一種電気工事士・一級電気施工管理技士などの資格を持ち、計装工事や制御工事を中心に豊富な施工実績を持つ。工場設備や配管・ラック施工に強みを持ち、現場経験に裏打ちされた専門知識を提供している。
また、YouTubeチャンネル「電気屋優tuber」を運営し、登録者数45,000人超。若手育成や業界の魅力発信にも力を注ぐなど、電気工事の実務と情報発信の両面で活躍している。
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地デジアンテナは地上波放送を受信するためのアンテナです。
屋根やベランダに設置されることが多く、設置場所や方向によって受信状況が変わります。
受信できるチャンネルは無料で視聴可能です。
デザインアンテナ
壁面に取り付ける長方形の箱型アンテナです。白・ベージュ・茶・黒など豊富なカラーバリエーションがあり、住宅の外観を損なわないデザインから新築住宅を中心に現在の主流となっています。
雨風に強く鳥害も少ない一方、受信感度は八木式よりやや低く、電波が弱い場所では設置できないことがあります。
ユニコーンアンテナ
ポール状の細長い形状が特徴の最新型アンテナです。八木式の高い受信力とデザインアンテナの外観の良さを兼ね備えた「いいとこ取り」の選択肢で、風を受け流す形状から高所への設置も可能です。
デザインアンテナでは電波が届きにくい住宅でも設置できる可能性がありますが、取り扱い業者がまだ少なく、見積もり時に対応可否を確認することをお勧めします。
八木式アンテナ
魚の骨のような形が特徴の、昔から広く使われてきた地デジアンテナです。電波受信能力が最強で、電波が弱い地域(弱電界地域)や山間部でも安定した映りが期待できます。
設置場所の柔軟性も高い一方、見た目が目立ちやすく、鳥が止まりやすい・風雨の影響を受けやすいという特徴があります。
BSアンテナは衛星放送を受信するためのアンテナで、有料・無料チャンネルの視聴が可能です。
衛星からの信号を正確に受信するため、設置時には方向調整が必要です。
CSアンテナは主に有料チャンネルや専門放送を受信するために使用されます。
契約内容によって視聴できるチャンネルが変わるため、設置前に確認が必要です。
地上波だけを視聴するなら地デジアンテナで十分ですが、有料のBS/CSチャンネルを視聴する場合は、それぞれ専用のアンテナが必要です。
また、建物の立地や方角など、電波の受信環境も考慮しましょう。
すでにアンテナが設置されている場合は、劣化や破損がないか確認してみましょう。
古いアンテナやサビのある機器は受信不良の原因になるため、10年以上使用している場合は交換を検討してください。
アンテナ工事は、まず現地で電波状況を確認することから始まります。
建物の立地や周囲の環境によって電波の強さは変わるため、最適な設置場所や方向を慎重に決定します。
この段階で、屋根やベランダの高さ、障害物の有無もチェックします。
電波確認が終わったら、アンテナ本体を取り付けます。
同軸ケーブル(テレビ信号をアンテナからテレビに届けるケーブル)や分配器(複数のテレビに信号を分ける装置)、必要に応じてブースター(信号を増幅して映像を安定させる装置)の配線も行います。
高所作業が伴う場合は、安全面に十分配慮しながら作業を進めます。
設置後は、テレビ映像が正常に映るかを確認します。
同時にブースターや配線に不具合がないかもチェックします。
万一問題があった場合は、その場で調整や修理を行う場合もありますが、業者によって対応範囲が異なることがあります。追加作業の日程を調整することもあるので事前に確認しておきましょう。
工事種別 | 最低費用(税込) |
|---|---|
地デジアンテナ設置工事 | 15,000円〜 |
BS/CSアンテナ設置工事 | 25,000円〜 |
アンテナ交換工事 | 20,000円〜 |
アンテナ移設工事 | 30,000円〜 |
※地域や業者・作業内容によっても費用は変動します。
アンテナ本体の種類や屋根・ベランダの設置場所、配線距離、さらに追加部材や取り付け条件によって費用は変動します。
アンテナの大きさや設置場所、方向調整の難易度、ブースターや分配器の設置有無によって費用が変わります。
既存アンテナの撤去作業や古い配線の更新、壁や屋根への補修の必要性によって費用が高くなることがあります。
移設距離や配線ルートの複雑さ、屋根材や外壁への配慮、回路やブースターの調整が必要な場合には費用がさらに増えることがあります。
※地域や業者によっても費用は変動します。
工事種別 | 所要時間目安 |
|---|---|
地デジアンテナ設置工事 | 1〜2時間 |
BS/CSアンテナ設置工事 | 2〜3時間 |
アンテナ交換工事 | 1〜2時間 |
アンテナ移設工事 | 3〜4時間 |
設置場所や屋根・ベランダの高さ、配線距離、さらに追加工事の有無によって作業時間が変動します。
アンテナの方向調整やブースター設置、配線距離によって作業時間が変わります。
既存アンテナの撤去作業や古い配線の交換、補修作業の有無によって所要時間が変動します。
配線ルートや移設距離が長い場合、屋根や壁材への配慮、回路調整が必要な場合に作業時間が変動します。
設置場所によっても費用傾向が異なります。屋根上は受信感度が高い反面、高所作業費が加算されることがあります。
外壁はデザインアンテナに多く外観になじむ設置方法で、ベランダはBSアンテナに多く方向調整が重要です。屋根裏は雨風の影響を受けない一方、受信感度が下がることがあります。
また、複数台のテレビで視聴する場合や電波が弱い地域ではブースターの設置が必要になることが多く、以下の追加費用が発生することがあります。
住宅の種別によっても費用の目安は変わります。
戸建て(地デジのみ)は15,000〜80,000円、地デジとBSのセット設置は30,000〜110,000円が目安です。
新築は引渡し時の同時工事で割安になるケースがあります。
マンションは共同アンテナが利用できる場合は個別設置が不要なことも多いため、まず管理組合に確認しましょう。
BSアンテナは地デジアンテナと同時に設置すると、個別に依頼するよりも出張費・工事費を抑えられることが多くあります。
引越しのタイミングや地デジアンテナの交換時に合わせてBS設置を検討すると費用の節約につながります。
BSアンテナ(パラボラアンテナ)は、NHK BSや民放BS、4K/8K放送などの衛星放送を視聴するために必要なアンテナです。
地デジアンテナとは別途設置が必要で、単体設置の場合は25,000円〜が目安です。
これから設置する場合は今後の主流となる4K8K対応アンテナを選ぶことをお勧めします。
BSアンテナは南西方向に開けた場所への設置が原則です。以下の点を工事前に確認しておきましょう。
テレビが映らない、音が出ない、チャンネルが切り替わらないなどのトラブルは、アンテナや配線、テレビ本体に原因があると考えられます。
ここでは、自宅で確認できる基本的なチェック方法と、テレビ本体の確認も含めた対処法を解説します。
まずはテレビとアンテナ、またはチューナーをつなぐケーブルが正しく接続されているか確認しましょう。
緩んでいたり抜けかかっている場合は、映像が映らなかったりノイズが入る原因になります。
一度抜いて再度しっかり差し込み、安定するかを確認してください。
映像が途切れる・不安定な場合は、ブースターの電源が入っているかチェックします。
ブースターは家のアンテナ線途中やテレビ裏、屋外のアンテナ付近に設置されることが多いです。見つけたら電源ランプやスイッチの状態を確認してください。
複数のテレビに信号を分ける分配器も、映像の安定に影響することがあります。
分配器は壁面や配線ボックス内に設置されていることが多いです。ブースター内蔵型の場合は電源ケーブルやランプもチェックしましょう。
接続が緩んでいる場合は差し込み直すことで改善することがあります。
アンテナ自体の破損や向きのずれも、映像が映らない原因になることがあります。
屋根上や高所に設置されている場合は、落下や感電の危険があるため、自分で確認せず専門業者に依頼するのが安全です。
低所やベランダに設置されている場合でも、不安がある場合は業者に相談しましょう。
自分でアンテナや配線を確認しても改善しない場合、テレビ本体の故障や設定不良が原因の可能性があります。
電源ランプが点灯しているか確認しましょう。リモコンの電池切れやコンセントが抜けていないかも合わせて確認してください。
テレビの入力切替が正しく設定されているか確認しましょう。誤って設定変更されている場合は元に戻してください。
テレビにエラーコードが表示されている場合、E202・E209はアンテナケーブルの接続確認で改善することが多いです。
E201が表示されている場合はアンテナ本体の不具合の可能性が高いため、業者への相談を推奨します。上記を試しても改善しない場合は、テレビの電源を一度完全に切ってコンセントを抜き、1分程度待ってから再起動してください。
引越し後に映らない場合は、チャンネルスキャン(初期スキャン)が必要な場合があります。
ブースターの交換タイミングの目安:設置から10〜15年以上経過・特定の部屋だけ映りが悪い・天気に関係なく映像が不安定になった場合は交換を検討しましょう。
アンテナにトラブルが起きた際、修理と交換のどちらが適切か迷う方は、以下の判断フローで確認してみましょう。
見た目がきれいでも、内部の基板や配線は劣化しています。10年を超えている場合は、修理をしても他の箇所が次々に故障する「いたちごっこ」になりやすいため、交換の方がトータルコストを抑えられる場合があります。
屋根の上は過酷な環境です。台風が多い地域や海沿いでは、10年未満でもアンテナ本体にサビや腐食が進んでいる場合があります。
E202(信号なし)は一時的な接触不良や向きのズレで、修理(調整)で直ることが多いです。一方、E201(信号低下)が頻発する場合は、アンテナ本体やブースターの寿命が疑われます。
台風・強風・積雪など自然災害が原因でアンテナが破損した場合、火災保険(風災補償)が適用されるケースがあります。
工事前に現状写真を撮影しておき、保険会社に確認してみましょう。過去3年以内の被害であれば申請できるケースがほとんどです。
アンテナやテレビのトラブルで、自分では確認や修理が難しいと感じたときは、早めに業者に依頼することをおすすめします。
特に以下のようなケースは、自分で無理に作業せず業者に任せる方が安全です。
屋根上や高所、狭い場所に設置されているアンテナやブースター・分配器は、落下や感電のリスクがあります。
安全面を考慮し、自分で触らずに業者に依頼しましょう。
配線の接続やブースターの調整、アンテナの方向調整など、専門知識や専用工具が必要な作業は初心者には難易度が高いです。
無理に作業を行うと映像が映らないだけでなく、設備を傷める可能性もあるため、業者に任せる方が安心です。
ケーブルや電源の接続、設定や入力切替、受信環境やアンテナの向きを調整しても改善しない場合も、業者に相談するタイミングです。
原因の特定や修理には専門知識が必要なことが多く、業者に依頼することで短時間で正確にトラブルを解決できます。
また、スムーズに相談や見積もりを進めるために、以下のポイントを確認しておきましょう。
ケーブルの接続・ブースターの電源・テレビの設定を確認しても映りが改善しない場合は、アンテナや配線の深部に問題がある可能性があります。業者に相談することをお勧めします。
一度改善しても、アンテナやテレビの故障が頻発している場合は、自己判断で対応するよりも業者に依頼しましょう。
頻繁にトラブルが起きる場合、原因が複数ある可能性や設備の劣化が考えられるため、安心して使用するために専門家に点検してもらうのが良いでしょう。
賃貸住宅でアンテナ工事を行う場合は、事前に管理会社または大家さんへの確認が必要です。建物の共同アンテナが利用できる場合は個別設置が不要なことも多いため、まず管理会社に現状の受信環境を確認しましょう。
工事当日は、最初の設置場所の確認と最後のテレビ映りの確認のタイミングで立ち合いが必要です。作業中はほかの作業をしていただいて問題ありません。工事完了後には以下を確認しましょう。
アンテナの設置や配線は、場合によって資格が必要か不要かが異なります。
資格が不要な場合
ベランダや室内への簡単なアンテナ設置や、既存配線の接続調整など、電気設備に直接触れない作業は資格がなくても可能です。
資格が必要な場合
屋根上や屋外の高所にアンテナを設置する場合や、分配器・ブースターの電源工事など、電気回路に直接関わる作業は「電気工事士資格」が必要です。
安全面や受信環境を考慮すると、初めての場合は業者に依頼することをおすすめします。
判断の目安としては、以下のポイントを確認しましょう。
1. 業者に診断してもらう
自分で判断せず、電気業者やメーカーに相談して、テレビの状態を診てもらいましょう。故障の原因や修理可能かどうかを正確に把握することが、無駄な費用を避ける第一歩です。
2. 修理費用と買い替え費用を比較する
診断結果に基づき、修理にかかる費用と新しいテレビを購入する費用を比較します。修理費用が新品に近い場合は、買い替えを検討した方が長期的にはお得な場合があります。
3. テレビの年式や使用年数を考慮する
古いテレビは部品の入手が難しかったり、修理しても再故障のリスクが高い場合があります。使用年数が長い場合は、買い替えを選択する方が安心です。
4. 保証期間や延長保証の有無を確認する
メーカー保証や購入時の延長保証が有効な場合は、修理費用が無料または安価で済むことがあります。保証内容を確認したうえで、修理か買い替えかを判断しましょう。
一般的なアンテナの寿命は10〜20年です。
台風や積雪が多い地域では寿命が短くなることがあります。設置から10年以上が経過していて映りが悪い場合は、交換を検討するタイミングです。
台風・強風・積雪などの自然災害が原因の場合、火災保険(風災補償)が適用されるケースがあります。
経年劣化による故障は適用対象外です。工事前に現状写真を撮影しておき、保険会社に確認してみましょう。
アンテナの撤去のみの場合、10,000〜30,000円程度が目安です。
ケーブルテレビや光回線に切り替えてアンテナが不要になった場合や、使用していない古いアンテナが落下しそうな場合に依頼されることが多いです。
テレビが映らない、音が出ない、チャンネルが切り替わらないといったトラブルに直面したときは、まず自宅でできる範囲の確認から始めましょう。
電波が弱い地域は八木式、外観重視の新築はデザインアンテナ、両立したい場合はユニコーンアンテナが選択肢です。
ケーブル接続・ブースター電源・エラーコードを確認してから業者に相談しましょう。E202・E209は接続確認で改善することが多いです。
10年以上経過・修理後も再故障が続く場合は交換を検討しましょう。台風などで破損した場合は火災保険(風災補償)が使えるケースもあります。
問題が解決しない場合や、高所作業・専門知識が必要な作業がある場合は、無理せず専門業者に依頼することが安全です。業者に依頼することで、原因の特定から修理・交換までをスムーズに行ってもらえ、安心してテレビを使用できます。
また、トラブルの内容や確認した作業を事前に整理しておくことで、業者への説明がスムーズになり、見積もりや作業内容の理解も深まります。
この記事を参考に事前準備を行い、快適で安定した視聴環境を取り戻してください。