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「庭の雑草が伸びすぎて手に負えない」とお悩みではありませんか。あるいは「庭の草刈りを業者に依頼したいけれど、費用がどのくらいかかるのか分からない」という方も多いでしょう。
この記事では、草刈りの費用相場や業者に依頼する流れ、見積もりで確認すべきポイントを解説します。あわせて、草むしり業者との違いや依頼できる業者の種類も、初めて業者に依頼する方にわかりやすく紹介します。
商社での切花の輸出入業務の経験を活かし、25歳のときに独立。以来お花と樹木に30年以上関わり続けている。
ひきこもり支援相談士としての活動では、お花や樹木に触れることで情緒の安定や老人介護施設での痴ほう療養に貢献する『園芸療法』や、過疎地での独立就農支援のための花卉栽培技術指導に力を入れている。
東日本大震災の際にはボランティア活動として花苗栽培と植込みを行うなど、造園業界に新風を吹かせるべく、日夜奮闘中。
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草刈りと草むしりは、同じ「雑草対策」でも作業方法や向いている場面が異なります。植木屋さんに依頼する際は、どちらの作業を希望するかを明確に伝えることが大切です。
広い範囲の雑草を刈りたいなら草刈り、花壇など狭い範囲を根から丁寧に処理したいなら草むしりが向いています。
項目 | 草刈り | 草むしり |
|---|---|---|
方法 | 草刈機などの機械や、鎌などで草の茎や葉を刈る | 手で根から雑草を抜く |
対象範囲 | 広い庭、空き地、背丈の高い雑草など | 花壇や植栽周りなど、細かい場所や狭い場所 |
効果 | 見た目を整える、短時間で広範囲を処理 | 雑草の再生を抑える、根ごと取り除くため持続性が高い |
必要な時間・体力 | 機械使用で効率的、比較的短時間 | 手作業のため時間・体力がかかる |
処理後の対応 | 刈った草の回収・処分が必要 | 抜いた雑草をまとめて処分 |
雑草を放置すると、害虫の発生や近隣とのトラブルにつながることがあります。
具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
草やぶの中にスズメバチの巣が形成されていることがあります。草丈が伸長する前に除草することが安全です。
自治体によっては、空き地の管理に関する条例を定めている場合もあります。心当たりのある方は、お住まいの自治体に確認してみることをおすすめします。
草刈りは、植木屋・造園業者のほか、シルバー人材センターや便利屋にも依頼できます。
それぞれの特徴を知っておくと、自分の状況に合った依頼先を選びやすくなります。
庭木の知識があり、刈ってはいけない植物を見分けながら作業できます。専用の機材を使って効率よく短時間で仕上げてくれるうえ、境目や際までムラなく美しく整えてもらえるのも魅力です。保険に加入している業者も多く、庭木や外構物がある庭でも任せやすい依頼先です。
地域のシニア層が作業を担当します。料金が比較的抑えられる傾向がありますが、作業者は造園のプロではないため仕上がりにばらつきが出ることがあります。また、高所や急傾斜地での作業、チェーンソーなど危険を伴う機材を使う作業は、安全面から断られるケースが多い点にも注意が必要です。繁忙期は予約が取りにくいこともあります。
草刈り以外の作業も同時に依頼しやすいのが特徴です。専門性は植木屋に比べて低い場合があるため、庭木の剪定など専門知識が必要な作業まで頼みたい場合は、対応可能かどうか事前に確認しておくと安心です。
見積もり時にこれらの点を確認しておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。
ご自身で業者を探すのが難しい場合は、価格.com お庭のお手入れにご相談いただくと、条件に合った1社をご紹介します。
草刈りの費用は主に、面積や雑草の状態、作業内容によって変わります。
目安として、一般的な坪数別の料金相場は以下の通りです。
作業範囲・面積 | 最低費用相場目安(税込) |
|---|---|
小庭・狭い敷地(~50㎡) | 5,000円~(税込) |
中庭・一般的な敷地(50~200㎡) | 10,000円~(税込) |
広い庭・空き地(200~500㎡) | 20,000円~(税込) |
大規模な敷地・傾斜地(500㎡~) | 50,000円~(税込) |
上記はあくまで一般的な目安です。同じ面積でも、草丈や地形、障害物の有無によって金額は変動します。
特に90坪(約300㎡)を超える広い土地は変動が大きいため、注意が必要です。
また、面積が小さい場合でも、出張費など実費をまかなうために最低受注料金を設定している業者が多く、極端に安い金額での依頼は難しいことがある点にも留意しましょう。
価格.com お庭のお手入れで実際にお支払いいただいた最小費用は3,300円(税込)〜、費用相場(中央値)は42,000円(税込)前後でした。(2026年8月31日時点)
※面積や雑草の状態、地域によって金額は変動します。
草刈り業者の料金設定には、主に3つの体系があります。それぞれの特徴を理解して、敷地の状況に合ったものを選びましょう。
料金体系 | 目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
面積単価方式 | 1㎡あたり100〜500円程度 | 広い土地で明朗会計にしたい場合 |
時間単価方式 | 1時間あたり1,500〜6,000円程度 | 小規模な作業 |
坪単価方式 | 1坪あたり300〜1,000円程度 | 地方の業者に多い方式 |
草刈りの費用は、同じ面積でも以下の要因によって変動します。
草丈が高く、密集して生えているほど作業時間が長くなり、費用も上がりやすくなります。長期間放置された庭や空き地は、この要因で相場より高くなるケースが多く見られます。
傾斜地や段差の多い土地は、平坦な庭に比べて作業の難易度が上がるため、費用が加算されることがあります。
石やゴミ、古い樹木の根などが残っていると、それらを撤去する手間が加算されます。
刈った草をその場に残す場合と、回収・処分まで依頼する場合とでは費用が異なります。処分を依頼すると、作業費とは別に処分費がかかるのが一般的です。
雑草の成長が最も早い6〜8月は依頼が集中する繁忙期にあたり、通常期より料金が高めに設定される、あるいは予約が取りにくくなる傾向があります。早めに相談しておくと、希望の時期に対応してもらいやすくなります。
初めて草刈りを業者に依頼する場合、どのような流れで進むのか把握しておくと安心です。
問い合わせの際は、以下の情報を伝えるとスムーズに見積もりが進みます。
便利屋の場合、電話口頭でのやり取りだけで見積もり・契約まで進むことも多いため、金額や作業範囲を口頭で確認した際は、後から見返せるようメモに残しておくと安心です。
面積が広い場合や現場の状況が複雑な場合は、現地を確認してもらったうえで見積もりを出してもらうと、当日の追加費用を防ぎやすくなります。
見積もり内容に納得できたら契約に進みます。繁忙期は予約が集中しやすいため、希望の時期がある場合は早めに相談しておくとよいでしょう。
作業時間の目安は、10〜30坪程度の一般的な庭で1〜4時間程度です。
当日は業者が到着後、作業範囲や仕上がりイメージを再確認してから作業に入るのが一般的です。可能であれば作業開始時に立ち会い、花壇や庭木など残したい植物の位置を伝えておくと安心です。
作業完了後、仕上がりを確認してから支払いを行います。刈り残しがある場合はその場で伝え、対応してもらいましょう。
見積書の内容を事前に確認しておくことで、当日の追加請求などのトラブルを防ぎやすくなります。
見積書に作業範囲が明記されているか、また「障害物があった場合」「草丈が想定より高かった場合」など、どのような条件でどのくらいの追加費用が発生するのかを事前に確認しておきましょう。
刈り取った草の回収・処分には別途費用がかかることが一般的です。見積もりの時点で、処分費が含まれているか、含まれていない場合はいくらかかるのかを確認しておくと安心です。
草刈り後に防草シートを敷いたり、除草剤を散布したりすることで、雑草の再生を抑えられます。
除草剤には、既に生えている雑草に散布して枯らす「茎葉処理型」と、雑草が生える前に散布して発芽を抑える「土壌処理型」の2種類があります。庭木や花壇など残したい植物がある場所では、対象を選んで枯らすタイプを使う、または散布箇所を限定するなどの配慮が必要です。使用する際は、製品ラベルに記載された対象植物・希釈方法・使用時期を必ず確認しましょう。
防草シートは単体で敷くだけでは風で飛ばされたり、経年で雑草がシートを突き破ったりすることがあります。上から砂利やウッドチップなどで押さえると、効果を長持ちさせやすくなるためおすすめです。
また、作業後は刈った草くずが側溝や排水口を塞いでいないか確認しておくと、大雨の際の水はけトラブルを防げます。
関連記事:防草シートは自分で貼るべき?費用相場と業者に頼むメリット
特に夏は雑草の成長が早いため、年に数回の定期的な草刈りを契約することで、常に整った状態を保ちやすくなります。定期契約が可能かは業者によって異なるため確認してください。
草刈りとあわせて庭木の剪定も定期的に依頼したい場合は、剪定の費用相場と依頼のポイントもあわせてご覧ください。
業者に依頼する場合は作業費に加え、機材・処分費なども含まれるため、自分で行うより費用はかかります。
一方で、広い面積や背丈の高い雑草を安全かつ短時間で処理できる点はメリットです。面積が狭く、草丈も低い場合は自分で対応できることもあるため、状況に応じて判断することをおすすめします。
多くの業者では、見積もり内容に納得できない場合のキャンセルに対応しています。
ただし対応は業者によって異なるため、契約前にキャンセルの可否や条件を確認しておくと安心です。
雑草が生い茂った状態が続くと、害虫の発生や景観の悪化、近隣とのトラブルにつながることがあります。
自治体によっては空き地の管理に関する条例を定めている場合もあるため、心当たりのある方はお住まいの自治体に確認してみることをおすすめします。
即効性を重視するなら草刈り、雑草の発生自体を抑えたいなら除草剤が向いています。
除草剤は根から枯らせるため再生を抑えやすい一方、効果が出るまでに数日〜数週間かかる製品もあります。庭木やペットへの影響が気になる場合は、対象を選んで枯らすタイプを選ぶ、使用箇所を限定するなどの配慮をしましょう。
植木屋や造園業者の多くは、草刈りとあわせて草むしりにも対応しています。
花壇周りなど機械が使いにくい細かい範囲は手作業(草むしり)、広い範囲は草刈り、というように使い分けて依頼できるか事前に相談してみるとよいでしょう。
はい、可能です。
ただし、広い面積の草むしりは作業時間が掛かるうえ、人手も必要になるため断られるケースがあります。
広い面積の草むしりを依頼したい場合は、繁忙期前後に依頼することをおすすめします。
草刈りは、面積や雑草の状態によって費用や作業内容が大きく変わる作業です。今回ご紹介した費用相場や依頼の流れ、見積もりの確認ポイントを参考に、信頼できる業者への依頼を進めてみてください。