電話でご相談

24h 見積無料

植木屋さんに伐採・抜根サービスを依頼する際の完全ガイド

植木屋さんに伐採・抜根サービスを依頼する際の完全ガイド

庭や敷地にある大きな木や古くなった木は、見た目だけでなく安全面でも注意が必要です。倒木の危険性、根の広がりによる配管や建物への影響など、放置すると思わぬトラブルにつながります。

そんな時に頼りになるのが、植木屋さんによる「伐採」と「抜根(伐根)」のサービスです。伐採は木を安全に切り倒す作業、抜根は伐採後に残った根っこを完全に除去する作業を指します。どちらも専門技術と重機や機材を駆使して行うため、自己判断で行うのは非常に危険です。

この記事では、初めて植木屋さんに依頼する方でも安心して依頼できるように、伐採・抜根の違い、費用相場、必要な許可、依頼方法、アフターケアまでを詳しく解説します。

ガイド監修者
なかむらさんプロフィール画像

合同会社ガル事務所/最高経営責任者・ひきこもり支援相談士なかむらさん

商社での切花の輸出入業務の経験を活かし、25歳のときに独立。以来お花と樹木に30年以上関わり続けている。
ひきこもり支援相談士としての活動では、お花や樹木に触れることで情緒の安定や老人介護施設での痴ほう療養に貢献する『園芸療法』や、過疎地での独立就農支援のための花卉栽培技術指導に力を入れている。
東日本大震災の際にはボランティア活動として花苗栽培と植込みを行うなど、造園業界に新風を吹かせるべく、日夜奮闘中。

伐採とは?倒木や危険な木を安全に除去する専門作業

伐採は、倒木の危険がある木や、建物に影響する木を安全に取り除く作業です。木の種類や高さ、周辺環境によって作業難易度が大きく変わるため、専門業者に依頼するのが基本です。また、自治体の許可が必要な場合もあります。

伐採が必要な理由とタイミング

安全の確保

老木化や枯死した木、強風や災害で傾いた木は倒木の危険が高く、放置すると事故につながります。早めの伐採で敷地や周辺環境を安全に保てます。

建物・インフラの保護

枝や幹が住宅、外構、電線、道路に接触すると、破損やライフラインのトラブルを引き起こす可能性があります。これを防ぐためにも伐採が必要です。

隣家とのトラブル防止

隣家とのトラブルにおいては落ち葉だけでなく樹皮や樹液の飛散などによるもの、日照など様々な問題があります。禍根を残さないためにも早めの対処を心掛けましょう。

病害木の除去

病気や害虫に侵され、回復が見込めない木は他の樹木や環境への影響を防ぐために伐採することが適切です。

日照・風通しの改善

大きくなりすぎた樹木や密集した木は、庭や室内への日光や風通しを妨げます。伐採することで環境を改善し、健康的な樹木の成長も促せます。

景観・土地利用の向上

庭の景観を整えたり、駐車場や建築スペースなど、土地を有効活用したい場合にも伐採が必要です。

定期的な管理として

伐採は必要なタイミングで行うことで、樹木や敷地の安全、景観、利用価値を長期的に維持することができます。近年では住人の高齢化により樹木全体の管理ができなくなり庭じまいをする方も増えています。

伐採の種類

全伐採

木を根元から完全に切り倒す一般的な方法で、都市部や住宅地の庭木の撤去等でも使われます。

部分伐採

樹木の一部(枝や幹の途中のみ)を切ることで、剪定と伐採の中間に位置する作業。造園・庭師分野では一般的ですが、林業の公的分類には明確な定義はありません。

高所伐採

高所作業車・クレーン・ロープ等を使い、背の高い木や狭所で上部から切る方法。特殊伐採と重なる場合もあります。

特殊伐採

建物や電線が近いなど、安全性や難易度が高い場所での伐採。高木・危険木などにも対応し、都市部の作業で重視されます。

段伐採

木を一気に倒さず、上部から段階的に少しずつ切り落とす方法。特殊伐採や危険木、狭い敷地の現場で使われます。

抜根(伐根)とは?根っこまで完全に除去する専門作業

抜根の定義と必要性

抜根は地中の根まで完全に取り除き、土地を安全・有効に活用するための作業です。
伐採を行った後、切り株や根が残っていると、再び芽が出て木が生えてくることがあります。また、残った根が成長すると、水道管やガス管、家の基礎などに影響を与えることがあるため、安全や再利用を考えると、根までしっかり取り除く「抜根作業」が必要です。

抜根が必要となる理由とタイミング

安全性の確保

伸びた根が水道管や排水管、建物の基礎に干渉すると破損や構造への影響を及ぼす恐れがあります。抜根により長期的な安全を守れます。

害虫・病気対策

根に潜む害虫や病原菌を取り除くことで、他の植物や環境への被害を予防できます。

再発芽防止

切り株から新芽が出て成長することを防ぎ、再び伐採や管理が必要になる手間を減らします。

景観の改善

切り株や露出した根を放置すると見た目が悪く、庭や敷地全体の印象を損ないます。抜根することで美観が向上します。

土地の有効活用

新しい植栽や建築、駐車場整備などを行う際には、根を完全に除去して土地を整える必要があります。

抜根の種類

全抜根

樹木の根をできる限り深く、広範囲に取り除く作業で、将来的な再生や障害が残らないよう徹底除去が目的です。

部分抜根

障害となる部分のみ根を除去する方法。家屋基礎や配管周辺など、全除去が難しい場合や最小限で済ませたい場合に用いられます。

薬剤抜根

薬剤によって根の再生力を弱めたり枯らす方法。物理的抜根が困難または費用対効果から難しい場合に活用されます。
※ただし、土壌条件や周辺環境への配慮が必要です。

人力抜根

スコップ、鍬などを用いて小規模の根を手作業で除去する方法で、庭木や低木など比較的浅い根でよく使われます。

重機抜根

ユンボやショベルカーなどの重機を使って、大型で深く広がった樹木の根を効率的に掘り起こして除去する方法です。
根が太く、広範囲に広がっている場合は、スコップや手作業ではほとんど除去できないため、重機を使うのがほぼ必須となります。

伐採・抜根の費用相場

伐採の費用目安

作業内容 最低費用相場(税込み) 費用変動の要因
低木(3m未満) 5,000円〜/本 幹の太さ、作業難易度、処分費用
中木(3〜5m) 10,000円〜/本 木の種類、高さ、アクセス性
高木(5m以上) 20,000円〜/本 高所作業の有無、重機使用
特殊伐採 30,000円〜/本 作業環境、追加人員の有無
庭全体一括伐採 50,000円〜/一式 木の本数・種類、敷地面積、人員数

抜根の費用目安

作業内容 最低費用相場(税込み) 費用変動の要因
小規模(幹周り30cm未満) 10,000円〜/本 根の深さ・広がり、地中障害物
中規模(30〜60cm) 20,000円〜/本 重機使用、根の太さ・深さ
大規模(60cm以上) 40,000円〜/本 大型重機、根の広がり、障害物
切り株のみ 8,000円〜/本 切り株の大きさ、作業スペース
庭全体一括抜根 50,000円〜/一式 本数・規模、重機搬入、廃材処理

費用変動の要因を理解しておく

ここでは、費用変動の要因を詳しく解説します。

木や根の高さ・太さ・広がり

高さがある木や幹が太く、根が広範囲に広がっている場合は作業の難易度が上がります。特に深く太い根は人力では掘り起こせず、重機の使用が必須になることがあります。

作業場所の広さやアクセスのしやすさ

作業スペースが狭い、庭が傾斜地、車や重機が入りにくいなどの場所は作業効率が下がり、費用が高くなることがあります。

重機の必要性(クレーン・バックホーなど)

高木や深根の木、建物や電線の近くの作業は重機が必要です。重機搬入や使用に伴う費用も見積もりに反映されます。

廃材処理方法(持ち帰り・現地処分)

伐採や抜根後の木や根、土の処分方法によって費用が変わります。業者が持ち帰る場合や現地で処理する場合の手間・費用を確認しましょう。

繁忙期(春・秋や台風シーズン前後)

春・秋や台風シーズン前後は依頼が集中するため、費用が高めに設定される傾向があります。早めの予約や見積もり依頼が重要です。

地域・業者による費用設定

地域や業者ごとに人件費、重機費、廃材処理費などが異なるため、同じ作業内容でも費用に差があります。複数業者で見積もりを取り、条件を比較すると安心です。

これらの費用相場や変動要因は、一般的な目安情報です。必ず事前に現地調査・見積もりを依頼し、作業内容や料金の内訳をしっかり確認しましょう。

ただし、単に料金だけで判断するのではなく、作業の安全性や効率、法的手続きや廃材処理の負担なども含めて総合的に検討することが重要です。
大きな樹木や大量の伐採作業は高額な費用がかかります。事前の現地調査や綿密な打ち合わせ、近隣への配慮などを明確にしてくれる業者さんに依頼しましょう。費用の安さだけを基準にしてしまうと後々大きなトラブルになることもあります。

ここからは、費用面だけでは見えにくい、専門業者に依頼するメリットやデメリットについて詳しく解説します。

伐採・抜根を依頼するメリット・デメリット

伐採や抜根を植木屋さんに依頼する際には、専門業者ならではのメリットがありますが、一方で費用などのデメリットもあります。安心して依頼するために、事前にメリットとデメリットを理解しましょう。

メリット

安全性の確保

自力で行うと、木が倒れるリスクや根の掘り起こし中に怪我の危険があります。
専門業者は安全装備や専門知識により、安全な作業手順で倒木や根のトラブルを未然に防ぐことができます。

技術力・重機活用

専門業者は、高所伐採や太く深い根の除去など、難易度の高い作業も効率的に行えます。重機や特殊工具を使うことで、短時間で安全に作業できます。

法的対応

幹周りが一定以上の木を伐採する場合、自治体への許可申請が必要です。業者に依頼すれば、面倒な申請手続きを代行してくれることもあります。

廃材処理

伐採や抜根後の木材や根、土などの処理も対応してくれます。自力で処分する手間や危険性を削減できます。

保険対応

作業中に建物や隣家を傷つけてしまった場合も、業者は保険に加入していることが多く、損害補償が受けられることがあります。

近隣配慮

騒音や振動、作業中の飛散物など、近隣への影響を最小限に抑えて作業してもらえます。

デメリット

高額な費用

重機使用や許可申請、作業人数によって費用は高くなります。特に大木や危険木の伐採・抜根は数万円〜十数万円単位の料金になることがあります。

騒音・振動や作業による地面の荒れ

重機を使用する場合は、地面に傷がついたり振動・騒音が発生します。庭の芝生や花壇に影響が出る可能性があります。

許可申請や作業日程で時間がかかる場合がある

自治体への申請が必要な場合や、繁忙期(春・秋や台風シーズン前後)は、作業開始まで時間がかかることがあります。

自宅の庭木を伐採するときに必要な許可や届出

自宅の庭木(家庭の敷地内の木)を伐採する場合、一般的には許可や届出は不要です。
ただし、以下のような例外にあたるケースでは、事前に自治体への確認や許可申請が必要となることがあります。

許可・届出が必要なケース

  • 地域森林計画対象森林や保安林に指定されている場合
    伐採届や都道府県知事の許可が必要になることがあります。自宅内であっても、指定区域に該当する場合は事前に役所へ確認が必要です。
  • 建物建設や土地開発目的で大規模に伐採する場合
    伐採面積が1ha以上など大規模になると、都市計画法や建築基準法などの規制に基づき、別途許可が必要となる場合があります。

伐採・抜根に必要な許可(自治体別の例)

伐採や抜根を行う際は、樹木の大きさや立地によって「届出」や「許可」が必要になるケースがあります。特に森林や保安林、都市計画区域(風致地区など)に該当する場合は、必ず事前に確認して手続きを進めましょう。

自治体 手続き対象区域 提出期限 手続き内容
東京都 地域森林計画対象森林/保安林 伐採予定日の90〜30日前(届出)、皆伐は許可 届出・許可
大阪市 風致地区(都市計画区域内) 行為前に「市長許可」必要(軽微な剪定等は不要) 許可申請
愛知県 一般森林/保安林 伐採予定日の90〜30日前(届出)、皆伐は許可 届出・許可

公式案内ページ

東京都森林事務所:[伐採・造林届出について]

大阪市 都市計画課:[風致地区内での行為について]

愛知県 森林保全課:[伐採及び伐採後の造林の届出について]

注意点

  • 幹周りの大きさによる条件(例:幹周1.0m以上など)は、自治体によって異なります。必ず各自治体の条例やガイドラインを確認してください。
  • 上記は2025年9月3日時点の情報であり、今後改正される場合があります。実際に伐採・抜根を行う際は、最新情報を必ず確認してください。

伐採・抜根後の対応・アフターケア

伐採や抜根作業が終わった後も、庭や敷地の安全・景観・将来的な利用を考えた対応が必要です。植木屋さんと相談し、必要なアフターケアを施しましょう。

穴埋め

伐採や抜根でできた穴を土で埋め戻します。穴を放置すると雨水がたまったり、転倒事故の原因になるため、しっかり整地します。

土の補充

根を除去した後は土が沈下することがあります。必要に応じて土を補填し、地面を平らに整えます。

芝生・植栽復旧

作業で傷んだ芝生や花壇、植栽を元の状態に戻す作業です。庭の景観を整え、次の植栽にも備えます。

地盤安定化

重機使用による地盤の沈みや凹みを整え、踏み固めて安定させます。これにより、次の作業や庭の利用時も安全です。

新植・経過観察

抜根後や伐採後に新しい木を植える場合は、土壌改良や植栽スペースの準備を行います。また、地盤の安定や植栽の成長を確認するために一定期間経過観察を行います。

伐採・抜根を植木屋さんに依頼する際の伝え方・確認ポイント例

1. 現状の説明

木の詳細
「樹種はケヤキで、高さは8m、幹周りは2mです。傾きは北に15度あります」
「幹周り60cmのケヤキで、根の太さは約50cm、深さは2m、広がりは半径3mです」
問題箇所
「台風で木が傾いていて、倒木の危険があります」
「根が敷地の端まで伸びており、隣家のブロック塀に影響しています」
周辺環境
「建物から3m離れています。電線はありません」
「建物から5m離れており、地中には水道管があります」

2. 希望の明確化

具体的な要望
「安全のため、できるだけ早く伐採してほしいです」
「根は完全に除去してほしいです」
「伐採した木や抜根した根は、薪やチップとして再利用したいです」
仕上がりのイメージ
「伐採後は抜根も含め、穴埋めや土の補充をお願いします」
「抜根後は土を補充して、芝生も元通りにしてください」
優先順位
「地中配管を傷つけないよう、安全第一で作業してください」

3. 作業時期・緊急度

希望時期
「作業は来月中に完了したいです」
緊急度
「倒木の危険があるので、できるだけ早めに対応してほしいです」
作業可能日
「平日の午前中に作業してもらえると助かります」

4. 予算の提示

予算範囲
「伐採は20万円以内でお願いしたいです」
「抜根は10万円以内で対応可能でしょうか」
追加費用
「追加費用が発生する場合は、事前に相談してください」
支払い方法
「支払いは現金(またはクレジットカード)を希望します」

5. その他の要望

廃材処理
「伐採した木や抜根した根、土の処分もお願いします」
作業後の説明
「作業内容や今後の注意点について教えてください」
近隣配慮・環境対策
「騒音や振動について近隣への配慮をお願いします」
「隣家や歩道への落下・飛散に注意して作業してください」
今後の管理
「地盤の安定や新しい植栽についても相談したいです」

6. 作業後の対応・アフターケア

穴埋め
「掘った穴はきちんと埋め戻してください」
土の補充・地盤の安定化
「必要であれば土を補充し、地盤を安定させてください」
芝生・新植の準備
「芝生や植栽も元通りに整えてください」
経過観察
「作業後は、地盤や植栽の安定性を確認してほしいです」

まとめ

伐採と抜根は、安全・効率・土地活用を考慮すると、専門の植木屋さんに依頼するのが最も安心です。事前に樹木や根の情報を整理し、希望内容や予算を明確にすることで、スムーズに作業を進められます。
また、台風の季節や積雪の時期になる前に危険性を理解して対処しましょう。先送りにすると、倒木による物損や人身事故など大きな代償になることもあります。

植木屋さんに正確な情報を伝えること、現地見積もりを取得すること、そして作業後のアフターケアまで確認することが、満足度の高い依頼と作業につながります。

庭や敷地の安全性・美観・利便性を高めるために、伐採・抜根のプロの力を上手に活用しましょう。

価格.com お庭のお手入れ
ご利用の流れ

ご利用の流れ

もっと深くお庭のお手入れを知ろう!
おすすめガイド記事一覧

TOP

もう悩まなくてOK!

お近くのプロがすぐに駆けつけ解決!

価格.com くらしサポート
ご利用前にお読みください
※ページ内に表記している各種実績、取扱件数、事例、お客様の声は、本サービス(価格.com くらしサポート)の運営会社である株式会社LiPLUSホールディングスの実績データです。 ※株式会社カカクコムは、本サービスの所定フォーマット上でご入力いただいた情報(以下「ご依頼に係る情報」といいます)を保有しません。個人情報を含むお客様のご依頼に係る情報は、株式会社LiPLUSホールディングスプライバシーポリシーに基づき、全て株式会社LiPLUSホールディングスが厳重に管理し、マッチング先となる提携加盟店事業者に開示及び提供されます。 ※加盟店事業者とは、本サービスに記載の業務を行う事業者であって、株式会社LiPLUSホールディングスとパートナー(加盟店)提携をしている事業者をいいます。 ※マッチング可能な加盟店事業者は、お住まいの地域やお客様のご希望される依頼内容によって異なります。お客様のご依頼内容によってはマッチングできない場合もございます。ご了承ください。 ※本サービスの提供は日本国内(一部離島等を除く)に限らせて頂きます。 ※ご依頼に係る内容につきましては、条件にマッチした加盟店(1社)から直接お客様のご連絡先へ連絡をいたします。 ※本ページ記載事項についてご不明な点がございましたら、株式会社LiPLUSホールディングス運営のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。株式会社カカクコムではお答えできません。
ご利用の流れ

閉じる